基金・顕彰について

木質材料・木質構造技術研究基金では、第一部門、第二部門の顕彰、および国際交流助成を行っています。 そして、木質構造研究会では、木質材料・木質構造技術研究基金賞:第一部門、第二部門の受賞候補者リストの作成を、同基金運営委員会より諮問されております。

木質材料・木質構造技術研究基金賞:第一部門

第一部門は通称”杉山英男賞”と呼ばれており、従来まで本会理事の推薦をもって受賞候補者を挙げておりましたが、 理事会において選考手続きの変更を検討し、第15回木質材料・木質構造技術研究基金賞:第一部門(杉山英男賞)より、会員各位の推薦により候補者を募ることに致しました。ご推薦いただきました受賞候補者については、本会選考委員会で取りまとめ、木質材料・木質構造技術研究基金運営委員会にご報告させていただいております。

第一部門(杉山英男賞)の授賞対象者および授賞対象業績の内容は以下の通りです。

授賞対象者:

木材・木質材料・木質構造に関する研究・技術開発の推進に多大な貢献をした個人。

対象業績内容:

長年にわたる業界での功績(技術開発・商品開発等)
広く斯界に影響を与えた普及・啓発活動を行った功績(委員会活動等による社会的貢献等)
強いインパクトを有し革新的な取り組みを行った功績(新しい木質構造の建設等)

木質材料・木質構造技術研究基金賞:第二部門

第二部門は通称”大熊幹章賞”と呼ばれており、2002年度より新設された賞です。 こちらの推薦は、会員各位の推薦ではなく、本会選考委員会にて候補者を挙げ、 木質材料・木質構造技術研究基金運営委員会にご報告します。

第二部門(大熊幹章賞)の授賞対象者および授賞対象業績の内容は以下の通りです。

授賞対象者:

木質構造研究会の会員であり、5~3年前の技術報告集およびJTEに発表・報告された業績の中から選考される個人またはグループ。

対象業績内容:

将来性のある技術開発で、実用化などの成果が現れている業績
「早く(気が付いて)、素速く(対応し)、役に立っている」業績